設立趣意書
NPO法人武庫川スポーツクラブ 設立趣意書
特定非営利活動法人(NPO法人)設立の趣旨
(設立申請時に兵庫県に提出した設立趣意書)
昨今、生活様式の変化などに起因する慢性的な運動不足、精神的ストレスの増大に危機感を感じた多くの市民が、気軽なスポーツとしてランニングを始め練習を重ね、次々とマラソンに挑戦してきています。このような中、市民ランナーは適正な練習指導を受ける機会が少ないため、自己流で練習しケガや故障を誘発しやすいことや、気軽な気持ちで大会に臨んだために、長距離走の苦しさに直面しマラソンの魅力を知らないまま離れてしまうことが少なくありません。又マラソンに挑戦するきっかけや仲間が見つからず一歩を踏み出せない人も大勢います。加えて子供たちは、TVゲームの遊びが主流で仲間との交流が薄くなり、スポーツで汗をかくことを嫌がる子が増えてきています。
上記の課題を受け、私たちは少しでも解決につなげるために、地域スポーツの発展やランニングなどスポーツを通じた市民の交流、子供の健全育成に貢献することが自分たちの役割ではないかと考えました。
私たち武庫川スポーツクラブは年間5つのランニング大会の主催や30余年間続く毎月の定期練習会の開催を通じて、地域住民や地元ランナーと交流し支えられながら発展してきました。毎月開催し通算開催330回を超える「武庫川ロード記録会」は、毎回150人から200人の参加者があり、要望に応じてクラブ員がマラソン指導を行っています。参加者は参加するたびに走力を鍛え、その後に各大会に挑戦していきます。また同時開催の「小学生1Kmランニング」は、参加する子供たちが“走る楽しさ・スポーツの面白さ”に目覚め、未来のアスリートを目指し、参加を重ねています。
今後さらに自治体や地域団体、他のクラブとも密に連携し、スポーツを通じた社会貢献活動を地域で推進するには、人格主体の無い任意団体のままでは責任の所在が明確でなく、各団体との協働には限界があります。また当クラブの活動が営利を目的としないものであり、広く地域市民の参加を促すものであれば、堅実な組織と財政基盤を確立し、外部に対しても透明性と公共性を備えた運営が求められます。そのためにはNPO法人として公的な法人組織になることが最善であると考えました。
NPO法人化以後は、「走るスポーツ」を軸に今以上に活動地域を広げ、男女や年齢に関係なく市民が参加できる様々なスポーツの振興を図ります。また、市民の目線で参加者にケガの予防を指導すると共に、一緒になって体力増進に挑戦し「走る楽しさ」を共有することで、地域住民と交流を深め、地域の子どもたちを健全に育成していきたいと考えています。
平成27(2015)年11月22日
- 武庫川スポーツクラブは、2016年1月に特定非営利活動法人(NPO法人)となりました。
武庫川SCは、「走るスポーツ」を軸に今以上に活動地域を広げ、男女や年齢に関係なく市民が参加できる様々なスポーツの振興を図ります。また、市民の目線で参加者にケガの予防を指導すると共に、一緒になって体力増進に挑戦し「走る楽しさ」を共有することで、地域住民と交流を深め、地域の子どもたちを健全に育成していきたいと考えています。- 設立祝賀会を2月13日に開催しました。
祝賀会の写真を掲載しています
- 設立祝賀会を2月13日に開催しました。